Feature #11218
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File.open FILE_SHARE_DELETE
Added by naruse (Yui NARUSE) over 9 years ago.
Updated over 9 years ago.
Description
fluentdという、OSSのログコレクタがあるのですが、これにはin_tail
プラグインというものがあります。
これは、ログファイルを監視して、ログがファイルに追記されたらその分を読み込んでJSONにして他に流します。
このログファイルはfluentdではない他の誰か、ApacheだったりRailsだったりします。
この手のログファイルを書いていく流儀はいくつかありますが、ご存じの通りRailsやApacheは基本的に特定のパスにひたすら追記し続け、
それでは肥大化しすぎるのでlogrotateなどと組み合わせて適宜rotateしていく運用が一般的でしょう。
つまり、ログファイルをrenameし、ApacheやRailsなどにsignalで再起動して新しいファイルに書くわけです。
ところで、Windowsは誰かが開いているファイルをrenameすることはできないので通常このようなことは出来ません。
やるにはファイルを開く際のCreateFile
にFILE_SHARE_DELETE
フラッグをつけてやる必要があります。
そんなことやってる人いるのかというご指摘もあるとは思いますが、やる人はやっているようです。
https://issues.apache.org/jira/browse/HADOOP-8564
さて、RubyのWindowsのopen(2)
ラッパー、rb_w32_open
/rb_w32_wopen
はテキストモードの場合は_open
/_wopen
を使っており、
これはおいておくとして、バイナリモードの場合はCreateFile
を使っているものの現状FILE_SHARE_DELETE
は渡していないので、
なんらかの手段でFILE_SHARE_DELETE
を付けられるようになりませんか。
Files
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1 (1 open — 0 closed)
openにそういうオプション引数を追加するのが早いでしょうね。
ちなみに、rubyがrb_w32_(w)openをテキストモードで呼び出すのはかなりレアケースのはずです(ぼくにはすぐにはやり方が思いつかないレベル)。
Usaku NAKAMURA wrote:
ちなみに、rubyがrb_w32_(w)openをテキストモードで呼び出すのはかなりレアケースのはずです(ぼくにはすぐにはやり方が思いつかないレベル)。
あ、ごめんなさい、嘘でした。(バイナリモードでオープンしない限りテキストモードで呼んでた。あれー?)
お詫びの印にパッチつけときます。
- Description updated (diff)
追加OKです。シンボルで指定するよりはFile::SHARE_DELETE(UNIXでは0)で指定したほうが良さそうな気がします。
シンボル指定を残すかどうかはお任せします。
Matz.
- Status changed from Open to Closed
Applied in changeset r50848.
-
file.c (File::SHARE_DELETE): new flag to be able to delete opened file
on Windows.
-
include/win32/win32.c (O_SHARE_DELETE): new pseudo file mode flag.
-
win32/win32.c (rb_w32_{w,}open): support above flag. [EXPERIMENTAL]
-
NEWS: mention about this feature.
[Feature #11218] [ruby-dev:49022]
File::SHARE_DELETE で入れました。
シンボルによる指定は、自分でもいまいちだと思っていたのでオミットしています。
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