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Bug #8790

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r41424 以降、Solaris と gdbm 1.1.10 にて TestGDBM#test_s_open_lock が終わらない

Added by ngoto (Naohisa Goto) over 11 years ago. Updated about 5 years ago.

Status:
Closed
Target version:
-
ruby -v:
ruby 2.1.0dev (2013-08-13) [sparc64-solaris2.10]
Backport:
[ruby-dev:47631]

Description

r41424以降、Solarisにて make test-all すると、 TestGDBM#test_s_open_lock がブロックして、いつまで待っても make test-all が終わらなくなっています。この現象は、下記のように、Solaris以外でも、flockは無いがlockfは存在する環境では同様に発生すると思われます。

Solarisにて gdbm 1.1.10 を ./configure したときのログの一部を抜粋します。

checking for flock... no
checking for lockf... yes

このようにflockは無いがlockfはある場合、gdbm 1.1.10 のソース( ftp://ftp.gnu.org/gnu/gdbm/gdbm-1.10.tar.gz )の gdbm-1.10/src/lock.c の124行目のコードがファイルのロックに使用されるようです。その周辺のコードを引用します。

#if HAVE_LOCKF
/* Mask doesn't matter for lockf. */
lock_val = lockf (dbf->desc, F_LOCK, (off_t)0L);

このように、lockfでロックを取得する際に F_LOCK つまり前のロックが解除されるまでブロックして待ち続けるオプションを付けています。このため、現在の TestGDBM#test_s_open_lock の実装では、ブロックし続けて永遠に終わりません。


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