Feature #2323

"Z".."Z".succが空

Added by Hiro Asari over 4 years ago. Updated over 1 year ago.

[ruby-dev:39604]
Status:Assigned
Priority:Low
Assignee:Yukihiro Matsumoto
Category:core
Target version:next minor

Description

=begin
surfboard:~$ ruby1.9 -v; ruby1.9 -e 'p ("Z".."Z".succ); p ("Z".."Z".succ).toa'
ruby 1.9.2dev (2009-11-02 trunk 25625) [x86
64-darwin10.0.0]
"Z".."AA"
[]

"Z".succではなくてもうちょっと”離れた”ヤツをRangeの終わりとして指定すると"AA"はしっかりと入っています。

surfboard:~$ ruby1.9 -e 'p ("Z".."ZA").include? "Z".succ'
true

でも半端な”離れ”方ではいけません。

surfboard:~$ ruby1.9 -e 'p ("Z".."CA").include? "Z".succ'
false

to_aを介しても同様です。

surfboard:~$ ruby1.9 -e 'p ("Z".."ZA").toa.include? "Z".succ'
true
surfboard:~$ ruby1.9 -e 'p ("Z".."CA").to
a.include? "Z".succ'
false
=end


Related issues

Related to ruby-trunk - Feature #5607: Inconsistent reaction in Range of String Assigned 11/10/2011

History

#1 Updated by Hiro Asari over 4 years ago

=begin
浅里です。

2009/11/2 Nobuyoshi Nakada nobu@ruby-lang.org:

なかだです。

At Mon, 2 Nov 2009 16:19:40 +0900,
Hiro Asari wrote in :

surfboard:~$ ruby1.9 -v; ruby1.9 -e 'p ("Z".."Z".succ); p ("Z".."Z".succ).toa'
ruby 1.9.2dev (2009-11-02 trunk 25625) [x86
64-darwin10.0.0]
"Z".."AA"
[]

こんなところでしょうか。

このパッチで件の問題は解決されていますが、ちょっと別なところで問題になるかもしれません。

このパッチを当ててみたところ、"Z".."a"は空です。1.8では["Z"]が返ってきます。

更に、
http://redmine.ruby-lang.org/issues/show/1891にあるように、
パッチ無しでは["Z", "[", "\", "]", "", "_", "`", "a"]です。
これに対応したリビジョン(r24573)では加えて:Z..:aが認められていて、
それにはアスキー配列に則ったシンボルが含まれています。

個人的には"Z".succが"AA"であるならば、二つ以上の要素を持つ"Z"から始まるRangeは"AA"を含むべきだと考えます。
Rangeを半順序集合に定義するのも可能とは思いますが、特別な動きをする事があるのならば、
それは明確に書かれていないと混乱を招くと思います。

参考までに指摘しておきます。

--
Hirotsugu Asari

=end

#2 Updated by Yukihiro Matsumoto over 4 years ago

=begin
まつもと ゆきひろです

In message "Re: Re: [Bug #2323] "Z".."Z".succが空"
on Tue, 3 Nov 2009 22:22:58 +0900, Hiro Asari asari.ruby@gmail.com writes:

|個人的には"Z".succが"AA"であるならば、二つ以上の要素を持つ"Z"から始まるRangeは"AA"を含むべきだと考えます。
|Rangeを半順序集合に定義するのも可能とは思いますが、特別な動きをする事があるのならば、
|それは明確に書かれていないと混乱を招くと思います。

文字列のRangeについては、

  • 文字列の順序の定義が複数ある(辞書順とsuccによるもの)
  • Rangeはsuccを使うが、これは半順序集合でいろいろ面倒

    という事情があります。で、現在、ちょっと中途半端な状態になっ
    てます。最終的な仕様を検討する時間(とやる気)が取れなくて。

    現状

  • 両端ともすべてASCII数字である場合には、数的な順序

  • 両端ともASCII1文字である場合には、ASCII文字コード的な順序

    になってます。で、このいずれにもあてはまらないケースの仕様は
    正直確定してません。苦労してもあんまり使われなさそうだし。
    ただ、

  • 両端が共通の先頭部分を持ち、非共通部分がすべてASCII数字で
    ある場合には数的な順序

    というのは採用しようと思ってます。あとは、ある文字列から別の
    文字列にsuccの連鎖で到達できるかどうか簡易に判定できるのであ
    れば、それに従って順序を処理すると良いと思うのですけど、でき
    るんだっけか。

                             まつもと ゆきひろ /:|)
    

=end

#3 Updated by Yui NARUSE over 4 years ago

=begin
成瀬です。

Yukihiro Matsumoto wrote:

まつもと ゆきひろです

In message "Re: Re: [Bug #2323] "Z".."Z".succが空"
on Tue, 3 Nov 2009 22:22:58 +0900, Hiro Asari asari.ruby@gmail.com writes:

|個人的には"Z".succが"AA"であるならば、二つ以上の要素を持つ"Z"から始まるRangeは"AA"を含むべきだと考えます。
|Rangeを半順序集合に定義するのも可能とは思いますが、特別な動きをする事があるのならば、
|それは明確に書かれていないと混乱を招くと思います。

文字列のRangeについては、

  • 文字列の順序の定義が複数ある(辞書順とsuccによるもの)
  • Rangeはsuccを使うが、これは半順序集合でいろいろ面倒

という事情があります。で、現在、ちょっと中途半端な状態になっ
てます。最終的な仕様を検討する時間(とやる気)が取れなくて。

現状

  • 両端ともすべてASCII数字である場合には、数的な順序
  • 両端ともASCII1文字である場合には、ASCII文字コード的な順序

になってます。で、このいずれにもあてはまらないケースの仕様は
正直確定してません。苦労してもあんまり使われなさそうだし。

念のため補足しておきますと、
Range#each のマニュアルには succ を用いると書いてありますが、
String や Symbol の場合は実際には upto を呼んでおり、
String#upto は常には String#succ を呼んでいません。
上記のまつもとさんの説明は String#upto の説明になります。

言い換えると、Range#toa から Range#eachが呼ばれ、
range
each 経由で String#upto に行っているので、
この問題は以下のように書き換えることが出来ます。

% ruby19 -ve'"Z".upto("AA"){|x|p x}'
ruby 1.9.2dev (2009-11-02 trunk 25632) [x86_64-freebsd8.0]

あとは、ある文字列から別の
文字列にsuccの連鎖で到達できるかどうか簡易に判定できるのであ
れば、それに従って順序を処理すると良いと思うのですけど、でき
るんだっけか。

ちょっと簡易とは言いづらい気がします。
先の中田さんのパッチだと "0 0" から到達できない "0 00" に対して、
upto が微妙に動いたりしています。
"0 0".upto("0 00"){|x|p x}

英数の間に非英数がはさまったり、非英数が繰り上がって英数に突入するケースは
なかなか難しいように思います。
一度きっちり考えて文書化しさえすれば、あとは実装するだけではありますが。

代替案として、常に succ を使うようにして、なんとなく動くようにしつつ、
とりあえず確実に停止するようにするという方法もありますかね。
中田さんのパッチはそのような趣旨であるようにみえます。

--
NARUSE, Yui naruse@airemix.jp

=end

#4 Updated by Yui NARUSE over 4 years ago

  • Category set to core
  • Status changed from Open to Assigned
  • Assignee set to Yukihiro Matsumoto
  • Priority changed from Normal to Low

=begin
Ruby 1.9 Feature に移動した上で、優先度 Low にしておきます
=end

#5 Updated by Yusuke Endoh about 4 years ago

  • Target version set to 1.9.2

=begin

=end

#6 Updated by Kazuhiro NISHIYAMA about 4 years ago

  • Target version changed from 1.9.2 to 2.0.0

=begin

=end

#7 Updated by Motohiro KOSAKI about 2 years ago

これは勝手には閉じられないなあ。どこかで集中して議論するタイミングが必要かも

#8 Updated by Yutaka HARA over 1 year ago

  • Target version changed from 2.0.0 to next minor

Also available in: Atom PDF